豊田高専のあれこれ

主に豊田高専について語ります

内申38で豊田高専の推薦入試に受かった話~推薦入試編~

こんにちは

ケシゴムです。

ここでは僕が実際に内申38で受かった推薦入試についてお話していこうと思います。

 ちなみに受かったのは情報工学科です。

 

入試までの過ごし方についてはこちらの記事をどうぞ

kesigomu-robot.hatenablog.com

前置き

この先を読むにあたって、わからない部分が出てくるため、自己紹介をしておきます。

豊田高専の志望学科

 第一 情報工学科 

    第二 電気・電子システム工学科

    第三 機械工学科

出身中学校 名古屋市

内申点38 

模試最高偏差値65 (科目別偏差値の最低が国語42 最高が理科70)

部活 科学技術部(簡単に言うとロボットを作る部活)

部活の成績(大きいものだけ書きます)

 少年少女技能大会「アイチータ杯」中学生の部 2017・2018年度 連続優勝

 創造アイデアロボットコンテスト 応用部門 県大会3位 地方大会出場

 などなど

といった感じです。

 

 

推薦入試の文章

僕は上記の部活での成績をもとに文章を作りました。

志望理由は「自分の好きなロボットいう分野でやりたいことをすぐできるような技術力がつけることができると思ったから」。

あとはそこから発展させてゆき、高専の設備の良さや、オープンキャンパスで感じた先輩たちの人柄の良さ、などを文章として用意してました。

 

 

推薦入試当日~面接直前までの過ごし方~

 

僕は午後の部だったのですが念には念を、と集合時間の30分前につくようにGoogleマップで設定をして道のりを検索して印刷していました。

さらに、心配性の僕は豊田高専の最寄り駅である梅坪駅から豊田高専までの道も航空写真を5分割くらいして印刷して持っていきました。(実際かなり役に立った)

 

30分前につくように設定したのに僕の歩くのが早かったのか45分前についてしまいました。

しかしこんなこともあろうかと僕はちゃんと小説をもってきていたので集合場所の近くにある椅子で、読書に耽っていました。

そして受付をすまして面接待機場所へと移動し、自分の番が来るまで待機。

この時感じたのは

「いや、待ち時間めちゃめちゃ長いやないかい!!」

です。笑

もし本をもって言っていかなければとても苦痛な時間だったでしょう。

推薦を受ける皆さんはぜひ本を持っていくことをおすすめします。

僕は普通の小説を持って行ったのですが、周りのみんなは「面接のすすめ!」みたいな本ばかりを読んでいました。

それも全然ありな選択肢だと思いますが、僕はあまりいいとは思えません。

なにせ面接に必要なのは「どれだけ緊張せずに笑顔で自分らしさを出せるか」だと考えるからです。

面接の本を読めば読むほど自分が気を付けないといけないところがどんどん出てきて、いろいろなところに気を配らないといけないので、本来一番大切とされる「推薦の受け答え」というものが全然できなくなってしまうのです。(個人的な見解)

ですので気を付けることを最低限に絞り、「どのような質問が来るんだろうな」と楽観的にいることが大切だと思います。

実際、僕が面接のとき気を付けていたのは「相手の目を見て話す」と「笑顔でいる」の2点です。

 

そんなこんなで少し脱線してしまいましたが、ついに僕の番が回ってきました。

待機場所は教室なのですがそこにいるお姉さんに受験番号を呼ばれ外の椅子で2分ほど待機します。

ちなみに僕はそのとき「やっとしゃべれる!1時間くらいずっと黙っていたから口がしゃべりたくてしょうがない!早く自分のことをしゃべらせてくれ!!」という気持ちでした。

わくわくしすぎて小さな声で鼻歌さえも歌っていました。笑(非推奨)

そして面接へ。

 

 

面接

ここからは実際の僕の気持ちと臨場感をお伝えしたいので、あまり読める文章ではないと思います。また会話もできるだけ忠実に取り上げるため、かなり長くなると思います。

興味のない人は飛ばしてください。

 

~回想~

俺「(さあ、ついに俺の面接の番だ!)」

受付のお姉さん「二階の一番奥の部屋へお入りください」

俺「(二階へ上がり、面接の部屋とされる教室の扉の前までくる)」

俺「(深呼吸)」

俺「コンコン。」

面接官「どうぞ。」

俺「失礼します!」

俺「(面接官三人おるやん!)」

ドアを閉めて教室の真ん中の椅子に向かおうとすると椅子が二つあることに気づく。

面接官「荷物を椅子においてください」

俺「はい。ありがとうございます(荷物を置き、椅子の隣に移動する)」

面接官「座ってどうぞ」

俺「はい。よろしくお願いします!」

面接官「受験番号と出身中学校とお名前を教えてください」

俺「受験番号○○○○○の名古屋市立〇〇中学校の○○です」

面接官「ではまず、本校の志望理由を教えてください」

俺「はい。僕が貴校を志望した理由は僕が作りたいと思ったものをすぐに作れるだけの技術力をつけることが出来る、と思ったからです。

僕は小さい頃からものづくりが大好きで、中学ではロボットをつくる部活に所属しておりました。そのなかで、これを作ってみたい!、あれを作ってみたい!、と思うことが多々あり、それを実現出来だけの技術力を貴校でならつけることができると感じました。」

面接官「では、この学科(情報工学科)を志望した理由はなんですか?」

俺「僕がこの学科を志望した理由はプログラミングと電子回路も勉強できて、どちらもやりたい僕にとってとても魅力的に映ったからです。プログラミングだけではなく、電子回路も学べるので、僕のやりたいロボットを作るということにとても役立つと感じたからです。」

面接官「部活動で一番の思い出は何ですか?」

俺「僕の一番の思い出は県大会で2年連続で優勝したことです。この大会はレゴでロボットを作りプログラミングをし、自律制御をさせ、ルールの課題をクリアする時間を競う大会で、一年生の頃からこの大会には参加していたのですが、その時は力不足で負けてしまい、その悔しさをバネにいろいろ勉強をして2年3年では優勝することができました。努力した結果優勝できたことの嬉しさは今でも忘れられません!」

面接官「部活で得られたと思うものは何ですか?」

俺「それは仲間と、ものづくりをすることの楽しさです。自分では、このアイデアしかない!、と思っていても、仲間たちは自分とは違う目線でアイデアを出してくれるので、そんな見方もあったんだ、と感じさせてくれることがあり、その度に視野が広がり、さらに個人のそれぞれの得意な分野があるので、その分野ごとで仕事を分けることでより良いロボットを作ることが出来たからです。」

面接官「この学校に入って何をしたいですか?」

俺「ロボコンで5年連続でロボコン大賞と優勝を同時に取りたいです!。そして他高専から羨まれるくらいの強いロボコンをしていきたいです!」

面接官「数学や物理で好きな分野はなんですか?」

俺「(そんな質問想定外だ!!やば!どうしよう)」

俺「物理です(キリッ)」

俺「世の中を式で表し、さらに予測することも出来るなんて、とても凄いと思います!

また僕は物理が得意で友人に教えている時も楽しく教えることができ、より一層好きになりました!」

面接官「面接はこれで終わりです。お疲れ様でした」

俺「ありがとうございました!」

これにて面接終了

 

 

面接のコツ

ここでは自分が大切だと思ったコツを紹介します。

 

①笑顔

これが何よりも大切。自分がどれだけ豊田高専に入りたいか、それを説明するのに緊張しまくったひきつった顔よりも楽しそうに話す笑顔の方が100倍印象がいい。

 

緊張しないための方法は後で紹介します。

 

②自分の話を沢山する

面接官は当然色々な質問を用意しています。その中には自分が用意した質問とは違う質問もあるでしょう。ですが面接の時間は決まっています。なのでひとつの質問から自分の話を沢山して、その話について新しい質問が来れば、それは自分の話なのでとても話しやすいでしょう。(実際僕はそうしてました)

 

ジェスチャーを交える

外国人ってよく感情を伝えるし、わかりやすいですよね。それはジェスチャーを使ってるからです。顔や声だけでは表現できないものをジェスチャーで表現することでより伝わりやすくなるのです。具体的にどんなジェスチャーがいいとかはないのですが、気分が高まってつい手を使いながら説明してしまうような感じなら、最高に良いです!

 

 

緊張しない方法

※個人差はあります

 

①歌を歌う

自分の好きな歌を歌っとけば時間が勝手に過ぎていくので緊張している時間が短くなります

心の中で歌うのもいいでしょう。

 

②面接官の短所を見た瞬間に見つける

面接室に入った瞬間に面接官が目に入ると思います。その時に「あの人はげてるな笑」とな「あの人歯汚いな笑」など見つけてください。とても失礼なことだとは思いますが、相手の短所を見つけることで、相手も同じ人間なんだという意識を再確認でき、ある程度緊張がほぐれます。

 

この方法は好きな人に話しかけれないという問題にも効果的です。

 

 

③周りと違うと意識する

この方法はとても性格の良いものではありませんが、効果はかなりあります。

 

まず、周りを見渡してみてください、周りの人たちは自分よりも頭が悪いと思い込みましょう。そして周りの人の行動を見て、あれよくないなーとか、あれで受かるはずないじゃん、などと思って、自分は他の人たちよりも優れてる、と考えてください。そうすると自然と自信が湧いてきます。

 

本当に褒められる方法ではないですが、自分の中でやるなら、だれも傷つかないし良いのではないでしょうか。笑

 

④ジャンプを3回する

陸上選手などもやっていると言われているやつです。その場で肩の力を抜いて軽く3回ジャンプすることで、筋肉の緊張が緩むらしいです。

(よくやってました)

 

 

最後に

とても拙い文章でしたが最後まで見てくださり、ありがとうございます。

あまり大きな声で言えないような内容ばかりだったと思いますが、自分を信じて、自分を持っていればきっと受かるはずです。

皆さんもぜひこの最高の豊田高専に入ってきてください!